クラリスの効果について

クラリスの効果や特徴とは?

クラリス(成分名:クラリスロマイシン)とは、抗生剤の一種です。細菌感染に伴う喉、気管支、副鼻腔等の炎症や、傷、手術部位の二次感染等の治療に広く用いられています。

クラリスは「マクロライド系」に分類されます。この系統の抗生剤は細菌の細胞においてのみ、タンパク質を合成できないようにすることで、細菌の増殖を抑えて体から菌を無くしていきます。
この作用が、健康な腸の中に元々存在する菌にも影響することで、副作用として下痢や腹痛等を起こすことがあります。
錠剤の他、小児でも服用できる粉薬(水に溶かしやすいドライシロップ)がありますが、酸味のある飲食物と混ぜると薬の苦味が出るので避けてください。

またクラリスには、体内で薬の代謝酵素を働きにくくする特徴があります。この酵素で代謝され、効果が消失していく薬は数多くあります。両者を一緒に飲むと、代謝が遅れて併用薬の血中濃度が上がる恐れがあるので、注意が必要です。特に普段から飲んでいる薬がある場合は、クラリスが処方された時、医師や薬剤師に確認してください。